おとといから急に右耳が聞こえづらくなった。

その前、一週間も経っていないと思うが、一日おかしかったが寝て起きたら治まっていたので、すっかり油断していたが。最初には痛みを伴っていたので中耳炎かなとも思ったけれども、いまは痛みはない。左耳のほうの耳の穴の下の出っ張っているところ(何というのだろう?)を押すと、かすかに痛いが、右耳はいまはない(最初はあった)。

別に隠していたわけではないが、今朝になって朝食のおり母親に話したら、「突発性難聴」なるおそろしげな病名を引っぱり出してきたので、これから耳鼻科にいってきます。

正午からエスさんの撮影の手伝いに、有楽町へ行かねばならないのだが、難儀なことになってしまったもんだ。



耳鼻科にいってきました。

いってきましたが、いってきただけです。

9:30の時点で、いまから予約を入れても14時から16時半の診察になると言われ、それでは撮影にいけないので、やめました。

8:30からの受付で、それまで並んで順番待ちをしなければいけないそうです。耳鼻科ってそんなに混んでいるもんなんですねえ。知りませんでした。

というわけで、私の謎の難聴の真相は来週に持ち越し、と相成り候。



人気爆発な――そして受付の態度がちょっと横柄っていうか冷たいっていう感じの――耳鼻科のおかげで時間ができたので、いつもの病院にいくことにする。

本当は昨日いこうと思っていたのだが、午後中(午前1時まで)どっぷり眠り込んでしまっていけなかったのだ。この週末に薬が切れてしまうことでもあるし、ちょっと遅刻してしまうが、その旨電話を入れて、一週間ぶりに成増。

珍しく午前中にいったので、わりと早くカウンセリングと診察が終わる。薬は変わらず一週間分。

診察の際に耳のことを尋ねたら、耳から鼻や口に繋がっている管――「ジカン」とかいっていた。「耳管」か?――が詰まっているのではないか、まあとにかく週明けに耳鼻科に行きなさいといわれる。



有楽町線に乗って有楽町へ行き有楽スバル座の裏のビルへ。雨がすこし強まっていた。30分遅刻の13時半。

エスさんの撮影だが、まだ始まってはおらず、買ってきた小道具の上戸彩が表紙のマガジンも無駄にならなかった。というかそのマガジンが必要なのは今日最初のシーンだったのだが、なんだかんだでシュートし始めたのが15時ごろになってしまったので、ある意味よゆうだったのだが。その時エスさんの口から、本当はこの時間にはこのシーン取り終わってるはずだったんですけどね、と。超押し。次のシーンの役者さんとかやってきてるし。

押しに押したけれども、なんとか2シーンを撮り終える。もうすっかり夜です。



ビイ学校に機材を返しにいくと、ものすごい人人人。初等科・高等科合同の修了式だったらしい。ワイさんがいたので、この間エイチ大にいったときの様子を話す。鋼板の塀が建っているのは知っていたけれども、知っていても実際に見たら驚くほど大規模な塀だったことなど。

返却をすませて、エイゼミ生御用達の中華屋へ流れて夕食をとって、解散。



エスさんは私の最寄り駅から2駅先に住んでいる。荷物を持っていく代わりにヴィデオを貸してもらう約束をして、エスさんちまでいく。たらたら話ながら駅にもどって別れる。発車ベルに慌ててエスカレータを駆け上がっていくと、それは下り列車だったので歩を緩める。ふと上りの電光掲示板を見ると「終電車」の文字。あぶない、もうそんな時間かと時計を見ると、0時過ぎ。土曜日だからなのか、上りだからなのか、終電早いなあということと、やっぱエスさんち駅から遠いなあということを思いながら、電車を待っていた。