ケータイ小説にフェイクはないか


フェイク シティ ある男のルール』(デヴィッド・エアー

フェイク シティ ある男のルール<特別編> [DVD]

 “LA暗黒四部作”などで知られる犯罪小説の巨匠ジェームズ・エルロイが書き下ろした脚本をキアヌ・リーヴス主演で映画化したクライム・アクション。元相棒の殺人事件を調べ始めたロサンジェルス市警のベテラン刑事が、次第に事件の背後に広がる巨大な闇に呑み込まれていくさまをストイックなタッチで描く。監督は「トレーニング デイ」などの脚本を手掛け、前作「バッドタイム」で監督デビューを飾ったデヴィッド・エアー
 ロサンジェルス市警のベテラン刑事トム・ラドローは、正義のためには手段を選ばない一匹狼。その強引なやり方が同僚たちからも問題視されていたものの、上司のジャック・ワンダーだけはトムを信じ、庇い続けていた。ある日、トムはかつての相棒ワシントンが、彼を内部調査部に密告しようとしているとの情報を掴み警戒していたところ、当のワシントンが強盗事件に巻き込まれ、彼の目の前で殺されてしまう。犯人を取り逃してしまったトムは、自分に疑惑が向きかねない証拠を処分してしまう一方、自ら犯人を挙げるべく独自で捜査を進めていくが…。
映画 フェイク シティ ある男のルール - allcinema



ケータイ小説家の愛』(金子功
ケータイ小説家の愛 [DVD]

地味な女子高生の愛は、過激さが売りのケータイ小説家HIDEKIの小説を読みふけっていた。ある日「実体験さえあれば誰だって小説が書ける」とTVで話すHIDEKIに憧れ、自分もケータイ小説家になることを決意する。その“決意”とは、小説のネタになるような悲劇に突き進み、ひたすらそれをケータイ小説にすることだった―!
同級生の友樹と付き合い、会えばセックスを繰り返し、さらにドラッグや妊娠、駆け落ちとさまざまなことを経験、その度にそれをケータイ小説につづる日々。
やがて愛に想いを寄せる幼なじみ田村の後押しもあって、愛は小説を出版。ブームを巻き起こすほどの人気を呼ぶが、さらなる悲劇が愛を待ち受けていた―

原作→ケータイ小説家の愛