2005-05-03 ■ 鴨下信一『日本語の呼吸』(筑摩書房) まったく何時が何時だか皆目見当が付かない。目が醒めればいつも暗い。時計を改めるととんでもなく時間がいや日が経っている。それだけ眠れば充分休めたろうというがしかし過ぎたるは及ばざるが如しでかえって疲れているばかりだ。ええいと起きていれば首の後ろから頭の芯にかけて鈍く絞られているように痺れて気持ちが悪い。面倒な事になったと一服するぐらいしか方途がない。 浦沢直樹『PULTO』2(小学館) 古谷実『シガテラ』5(講談社)